「農民」記事データベース20010226-482-05

年末から「農民」144部拡大

山形・庄内農民センター 役員先頭に大奮闘


 山形・田川農民センターは年末から新聞「農民」を百四十四部増やし、目標を達成して二月十一日の定期大会を迎えました。大会では新たに酒田地区が合流して名称も「庄内農民センター」になり、引き続き全国の躍進の一躍を担いたいと意欲に燃えています。

 「とにかく役員が先頭に立って頑張ろう!」と意志統一。渡部正一事務局長は農業高校の卒業者名簿を事務所に持ち込み、電話で購読の呼びかけ。卒業以来顔を合わせていない同級生にも、経営の状況を聞き、農業情報を話題にして新聞を紹介すると「読んでみるか」と購読を約束。また、私は見本紙を持って同僚の農業委員宅へ。「こんなためになる新聞はない。ぜひ見てほしい」と訴え、不在のところは後日、本人から電話があり「いいよ。勉強させてもらう」と読者に。

 事務所には副組合長の佐藤光雄さんが年末年始返上で陣取り、役員の奮闘ぶりをニュースにして組合員に流します。ニュースを見た役員の安在裕さんは、「他の役員がやっているのに、俺もやらねば」と、地域で農業を営む同級生へ電話。一日の行動で六部増やす奮闘ぶり。これを聞いた近所の岡村稔さんも「俺もやってみる」と見本紙を持って出かけて行き、友人の農民から快諾をもらうなど、運動が相乗的に広がりました。

 やろうと決めたらやりきる―それは構え一つ。誰もが足を踏み出せば拡大はできる。これが教訓です。

(庄内農民センター 菅井巌)

(新聞「農民」2001.2.26付)
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2001年2月

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