「農民」記事データベース20020401-533-03

長 野

元気が出た産直交流会


 「ものを作り、産直を一緒にやり、元気になろう」――長野農民連産直協議会の呼びかけた産直交流会が三月三日、塩尻市で行われました。

 交流会には、コープながの共同購入・商品部の戸澤真二さん、東京城南食糧仕入部の中村英一さん、山形・庄内産直センターの佐藤光雄さんの三人がパネリストで発言、参加者に励ましを与えました。

 戸澤さんは「消費者と信頼関係を築くためにも、産地、生産者、栽培方法が明確でなければならない。そのためにも栽培暦の記録と管理が重要」と指摘。

 中村さんは「農民連の全国ネットワークで仲間や米の取扱い量が増えていくほど、“品質の統一”と“栽培管理”が重要になる。今後は価格も含めて信用をつくる努力とお米屋さんに農民連のお米が一年中、並べられる力をつけてほしい」と要望しました。

 佐藤さんは減反田にだだちゃ豆を栽培して組織で売り切る体制をつくりあげ、仲間も増やし売り上げも大きく伸ばした経験にふれながら、「志を大きく持ち、努力をおしまず、“もの作りは人づくり”のスローガンを掲げ、決めたことはみんなでやってきた」と強調しました。

(長野農民連産直協議会 塩入幸枝)

(新聞「農民」2002.4.1付)
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2002年4月

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