「農民」記事データベース20021021-559-04

「米を守れ」地方議会が続々意見書採択


新 潟

5市31町村で採択

 新潟農民連は、県内すべての市町村の九月議会に、国民の主食・米の生産を守ることを求める請願を提出。九月三十日現在、新津市をはじめ五市三十一町村議会で採択されました。採択された三項目は次のとおり。

 (1)政府は米の生産と国民への安定供給に責任をもつこと、(2)米政策の確立については、暴落した米価を回復させるための実効ある措置、価格保障などを盛り込み、農家が安心して米を作れるようにすること、(3)ミニマム・アクセス米を削減・廃止すること。

 九月十三日に開かれた新津市議会では、県連の和田忠敏事務局長が新聞「農民」米号外の中身を中心に請願の補足説明。その結果、全員一致で採択されました。

 これまで採択した市町村議会は次のとおり。

 新津市、燕市、五泉市、豊栄市、小千谷市、水原町、笹神村、加治川村、紫雲寺町、月潟村、田上町、中之島町、三川村、湯沢町、塩沢町、六日町、大和町、川西町、津南町、中里村、高柳町、西山町、松代町、松之山町、牧村、柿崎町、大潟町、吉川町、妙高高原町、中郷村、板倉町、清里村、三和村、山北町、金井町、小木町。

(新潟県連 松井三男)


山 口

7市町村で採択

 山口県農民連は、政府の米つぶしを許さず、日本農業と米生産を再生させるために運動を強めています。自治体や農協、農業委員会などへの申し入れを行いながら、学習会を開催して、それを力に県内市町村の九月議会にいっせいに請願・陳情書を提出。これまでに、七市町村で意見書が採択されています。また、趣旨採択になったり、「重大なことなので慎重審議が必要」と継続審議になったところもありました。

 意見書を採択した自治体は次のとおり。

 山口市、大島町、大畠町、玖珂町、周東町、由宇町、本郷村。

(山口県農民連 金子昭二)

(新聞「農民」2002.10.21付)
ライン

2002年10月

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