「農民」記事データベース20030714-594-03

イラク派兵法案衆院強行採決

廃案めざし抗議集会

衆院議面


 自民、公明など与党三党は七月四日、衆院本会議で、自衛隊をイラクに派兵する特措法案の採決を強行。衆院議員面会所で開かれた抗議集会で、石黒昌孝・農民連事務局次長は「参院で廃案にするために全力を尽くす」と決意を表明しました。

 同法案は、アメリカ軍によるイラクの軍事占領に加担し、平和憲法を乱暴にじゅうりんするもの。現地を調査した日本共産党の緒方靖夫参院議員は二日の集会で「いまイラクで求められているのは、暮らしと治安を回復する人道支援だ」と強調。「自衛隊の派遣は、占領軍に対するイラク国民の反抗をますます強めることになる」と批判しました。

 「有事法制は許さない!運動推進連絡センター」は、七月十五日十八時半から芝公園二十三号地で、参院で廃案をめざす「イラク派兵法廃案7・15緊急集会」を開きます。

(新聞「農民」2003.7.14付)
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2003年7月

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