「農民」記事データベース20030714-594-10

農民連と新婦人 園児もおとなも泥んこ

田植え交流会に300人

福岡県


産直米名も“おかわりっ!”に決まって

 福岡県の農民連と新婦人の田植え交流会が六月二十二日、若宮町で行われました。昨年、福岡で開催された日本母親大会以来、こんなに人々が集まったことがあるのだろうかと、びっくりするほどの三百人が参加。新婦人の会員さんや保育園児らが、泥んこになりながら土の感触を楽しんでいました。

 今年は県下各地でやっていた田植え交流会を統一して実施しようと、若宮農民組合が中心になって取り組みました。しし鍋、たけのこの煮付け、野菜カレー、おにぎり三百パック、野菜たっぷりサラダなどの準備が大変でした。ポン菓子、餅つき、綿菓子コーナーには長蛇の列ができ、空くじなしの抽選会など、企画も盛りだくさんで、参加者は感激していました。

 昨年、産直米の名前を決めようと募集したところ、採用されたのが「おかわりっ!」。提案者の落合博子さんは「孫のおかわりの言葉が心に残っていたので、それを提案した」と語ります。これから福岡県内での新婦人と農民連の産直のお米は「おかわりっ!」として各家庭に並べられることになりました。

 帰りのバスのなかで高齢の組合員さんが「戦争は絶対にやっちゃならん。平和があってこその農業だ」と発言され、身の引き締まる思いをしました。

(九州ブロック編集協力員 金子徳子=福岡・みのう農民組合)

(新聞「農民」2003.7.14付)
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2003年7月

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