「農民」記事データベース20050711-691-06

身近な人が痴ほうになったら…

千葉県農民連女性部 あらぐさのつどい


忙しく働くお母ちゃん

真剣に考えた

 千葉県農民連女性部「あらぐさの会」は六月十六日、恒例の「あらぐさのつどい」を開き、四十人が参加しました。

 忙しく働く農家の母ちゃんたち。年を重ね、ゆっくりしたいという声もあり、今回は長生村の温泉施設「太陽の里」で開催。ケアマネジャーでデイサービスセンター・グループホームを経営する石井よし子先生に「身近な人が痴ほうになったら…」と題して講演してもらいました。(写真〈写真はありません〉

 実際に介護をしている人たちが語る、困っていること、悩んでいることは、これから身近な人を介護するかもしれない身にとって役立つことばかり。でも、ちょっと重たい気持ちになっていた時、それを吹き飛ばすような発言がありました。

 九十歳で元気に絵を描き、個展を開いたりしている、船橋市の斎藤教子さんのお母さん。「意欲を持って何かをしているとボケない」という話に希望をもらいました。

 昼食を食べながらの交流会では、あらかじめ書いてもらった「私の横顔」を、役員が楽しみながら紹介。場が盛り上がり、みんなのことがわかってよかったです。

 帰りのバスでは、「何かに興味を持って、ボケないで長生きしたい」(越川由子さん)、「稲刈りが終わったら、またみんなでのんびりしに来たいね」(香取美乃さん)といった感想が語られました。

(千葉・北総農民センター女性部 鵜澤栄子)

(新聞「農民」2005.7.11付)
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2005年7月

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