「農民」記事データベース20051003-702-08

食べもののウソのようなホントの話を聞きました

千葉・八街市「子育て応援ネット」

関連/ハリケーン被災救援募金を


 千葉県八街市で子育て真っ最中の親、それを応援する人たちでつくる「子育て応援ネット」が九月四日、農民連食品分析センターの八田純人さんを講師に「食べもののコワーイ話&ウソのようなホントの話」と題した学習会を開きました。

 「子育て応援ネット」は、地域のおとなや子どもがつながり、ともに学び育ち合うことを目的にした市民グループ。親子、世話人を合わせて二十人ほどが参加しました。

 「遺伝子組み換えでない」と表示してあっても五%までの混入であれば違反にならないことや、スナック菓子のカロリーは牛肉サーロインの一・六倍もあること、中国産泥ゴボウのカラクリなど、知らないうちに何を食べているかわからないということがよくわかりました。

 また、コンビニおにぎりを水に沈めると浮いてくる油や、果汁数%のオレンジジュース作りも実演。輸入がもたらす価格暴落など国内農業への被害も話題になりました。

 お母さんたちからたくさん質問が出され、今回来れなかった人たちのために、もう一度開きたいとの声も。

 無農薬・減農薬の虫食い野菜や、曲がり野菜でも受け入れられる消費者の意識改革につながっていけば、と思いました。

(千葉県農民連 小島朋子)


ハリケーン被災救援募金を

 ビア・カンペシーナ加盟組織である全米家族農業者連合(NFFC)は、ルイジアナ州を中心にアメリカ南部を襲った巨大ハリケーン・カトリーナによって被災した人々を救済するため、世界に募金を呼びかけています。

 同組織のキャシー・オザー事務局長は、アトランタ州を中心に活動するNFFC加盟組織、南部組合連合(SFC)が救援活動を行っていることにふれ、「直接被災者に救いの手を差し伸べるため、多くの募金が必要」と訴えています。

 農民連は、これに応え、救援募金を広く呼びかけます。ご協力お願いします。

振込先=郵便総合口座一〇〇三〇―六一六七一七一一「農民連災害対策本部」まで。

通信欄に「ハリケーン」と明記してください。

(新聞「農民」2005.10.3付)
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2005年10月

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