「農民」記事データベース20060206-718-04

農のこころ

丸山美沙夫


   如月の光もみ合う蜜柑畑

           椙山 昭三

 俳誌『道標』から。きさらぎは陰暦二月の異称である。寒いことから着物を更に重ね着するので「衣更着」などとも書く、と歳時記にある。「光りもみ合う」は、冬から春へ向う光の感覚を巧みに捉えている。温暖地で広く栽培されている蜜柑は、冬の果物の代表的なもの。陽の光と蜜柑畑の醸す共演の美しさだ。

(新聞「農民」2006.2.6付)
ライン

2006年2月

HOME WTO トピックス&特集 産直・畜産・加工品 農業技術研究
リンク BBS 農民連紹介 新聞「農民」 農とパソコン

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒171-0022
東京都豊島区南池袋2-23-2
池袋パークサイドビル4階
TEL (03)3590-67599

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2006, 農民運動全国連合会