「農民」記事データベース20060213-719-06

今日の農業教育とは何か

兵庫・淡路 全農研が全国大会

関連/平和憲法守れ・増税反対


 農業教育に携わる教師やそのOBでつくる全国農業教育研究会(全農研)は、一月六日から三日間にわたって第三十五回全国大会を兵庫・淡路島の津名町で開き、全国から六十人余りが参加しました。

 大会のメーンテーマは「今日における農業教育とは何かを改めて明らかにしよう」。大会には、地元兵庫から参加した全員が、自らの教育実践リポートを提出。若い教師のさまざまな工夫のなかで、生徒たちが額に汗して農業を学ぶ喜びと農業の視点から社会を読み解く実践を紹介。「たいへん感動した」という感想が寄せられ、農業教育の未来に明るい展望を見た大会となりました。

 シンポジウムでは、奈良県立高等養護学校の先生が「社会参加型就労支援活動」として農業教育をとらえているという報告を行い、農作業で体力と持続力をつけ、仕事を好きになる人間に育てる農業教育の重要さを強調しました。また、淡路農民連の蛭子智彦会長もパネリストとして参加。「淡路の小学生が将来なりたい職業のナンバーワンは農業。その気持ちを育てる教育実践を期待するし、われわれ農家も強く後押ししたい」と発言。

 五つの分科会には二十二本のリポートが提出され、熱い討議が繰り広げられて、学校現場と地域の連携で「食農教育」を推し進め、担い手を育てる農業高校の課題を深めることができました。

(全農研事務局 西川裕人)


平和憲法守れ・増税反対

春を呼ぶつどい 東京・板橋

 暖かで目のさめるような青空のもと、東京・板橋区で一月二十九日、「平和憲法守れ・増税反対第七回春を呼ぶつどい」が開かれました。

 農民連も例年好評の野菜やくだもの、リンゴジュースなどの販売などで参加。盛況でほぼ売り切れ、大いに盛り上がりました。

(東京農民連 田中山五郎)

(新聞「農民」2006.2.13付)
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2006年2月

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