「農民」記事データベース20060227-721-03

20周年記念の祝賀会

市町村ごとの単組を中心に
“地域づくり”新たな飛躍を

浜通り農民連


 「二十周年を節目にさらなる飛躍を」――。福島・浜通り農業を守る会は二月十二日、二十周年記念祝賀会を開催。合わせて、同日開かれた総会で、市町村ごとにある支部を単組にし、広域単組だった「守る会」を単組の連合体である「浜通り農民連」にすることを決めました。

 祝賀会には、南相馬市の経済部長をはじめ、地元の新婦人支部や民商、県内の農民連の仲間などがかけつけて祝辞を述べるとともに、小林節夫さん(前農民連代表常任委員)が「賢治・光太郎といま」と題して記念講演。また、歴代会長への感謝状の贈呈に続いて、会員が次々と演舞や「口上」を披露し、大いに盛り上がりました。

 わずか四戸からスタートした「守る会」は、今や二百五十戸を超える立派な組織に。その歴史を、結成当初から参加している渡部寛一さんは、「結成がローだとすると、税金のとりくみがセカンド、事務所の建設がサードで、米の産直がトップだ」と車のギアにたとえます。

 また、「浜通り農民連」の初代事務局長に就任した中井信也さんは「この間の“ものづくり運動”が発展して、消費者と提携した地産地消運動が前進してきました。この次は、地域づくりです。市町村ごとの単組が力をつけ、行政と一緒にとりくみを進める。そんな農民運動を目指して、新たな飛躍をかちとりたい」と抱負を語っていました。

(新聞「農民」2006.2.27付)
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2006年2月

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