2006年10月


2006年10月30日(第754号)

スペースマーク 米価の回復と安定図るため200万トン規模の政府米買入れを
新米が店先に並ぶ季節になりました。「5キロ1980円」「10キロ2980円」など、低価格の米が大手スーパーの特売チラシにも並んでいます。しかしこれらは、事情の分かる人に言わせれば、“どれだけ農家や中間の業者を泣かせたか分からない”という価格。国民の主食である米は、安ければ安いほどよいというものではありません。国民的な合意で、米価を安定させる仕組みづくりが求められます。
スペースマーク 教育基本法改悪法案 力合わせて廃案に
「教育基本法改悪法案をみんなの力をあわせて廃案に追い込もう!」11月14日、東京・明治公園に集まった27000人は、各界各層のあいさつに大きな拍手を送り、横断幕やプラカード、風船などに思いを込めて市民に訴えました。農民連も、佐々木健三会長はじめ本部役員などが元気に参加しました。
スペースマーク 演出された異様づくめの農協大会
第24回JA大会が10月10日、東京・渋谷で開かれました。NHKホールを会場にしただけに、見栄えはすばらしかったのですが、日本の農民・農村や農協が当面している実態や要求からは、あまりにもかけ離れた大会でした。
スペースマーク 農のこころ
自信めく農夫の真顔今年米
スペースマーク 日本・フィリピンEPAに異議ありふるさとネットワークお歳暮カタログ
いまミカン農家は、ミカンだけではやっていけず、レモン、ユズなど他のかんきつ類を作って何とか生き残っているのが現状です。
スペースマーク 本の紹介/和田昌三著“農民の父”と慕われる郡上八幡出身・可児義雄の生涯
本書は、戦前、鉱山労働者、小作農民とともに命をかけて資本家、地主とたたかった義民の生涯を紹介した本です。可児義雄は岐阜県郡上市の出身。栃木・足尾銅山で炭鉱員として働き、組合活動に参加。秋田・小坂鉱山のたたかいで農民運動と出合いました。
スペースマーク 日経調「農政改革」提言と日本の農業・農民
農地改革の結了後、1952年に農地法が制定されました。当初は、地主的土地所有の復活を防止するための恒久法として制定され、法律の目的には、「耕作者の農地の取得を促進し、その権利を保護」することなどが記されていました。このため、当初の農地法は自作農主義に立っているとされてきました。そして、農地改革残存小作地の地主による解約はきわめて難しくなり、小作料も統制され、小作農の所有権取得が促されました。
スペースマーク 遺伝子組み換え大豆食べたラットの子 高い死亡率 成長も遅い無農薬のマメ食べ大満足
遺伝子組み換え(GM)大豆を食べたラットから生まれた子ラットは、死亡率が高く、成長も遅かった――こんな衝撃的な実験結果が波紋を広げています。豆腐やみそ、しょう油などに欠かせない大豆。この実験が訴えるものは…。
スペースマーク 旬の味
曇りの日は涼しく作業しやすいが難もある。顔の周りに蚊やブユが飛び、気がつけば目の周りが赤く腫れていることも。そこで洗濯ネットをかぶってみた。畑で仕事を始めると早速ブユの大群が来襲。しかし細かい目を通り抜けられず立ち往生

2006年10月23日(第753号)

スペースマーク 草の根運動強め秋のグリーンウエーブ成功させよう
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は10月7、8の両日、2006年度の全国代表者・活動者会議を、近畿では初めてとなる大阪市で開き、全国から約100人が集いました。参加者は各地の取り組みを学び、夜は、浪速の味をかみしめながら、大阪での交流を楽しみました。
スペースマーク 新農水相・松岡利勝氏って!!北朝鮮の核実験にきびしく抗議する
安倍首相が誕生して、農水大臣に自民党の松岡利勝衆院議員(61)が就任しました。松岡氏とはどんな人物なのでしょうか。
スペースマーク GM稲・ナタネで農水省交渉 在来ナタネとの交雑心配
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンは10月4日、参院議員会館で、遺伝子組み換え(GM)稲とナタネの問題で、農水、厚労両省と交渉。農民連食品分析センターの石黒昌孝所長も参加しました。
スペースマーク 食品分析センター募金者氏名(敬称略)
ありがとうございました
スペースマーク 農のこころ
刈り終えし米価のこぼる藁火起つ
スペースマーク 日本・フィリピンEPAに異議あり
パインが自由化される前は、加工して缶詰用に出していましたが、いまは加工用だけでは生活できません。数年前からは青果で出しています。今後、さらに熱帯果実が自由化されて輸入が増えれば、農業を続けるのが厳しくなります。
スペースマーク 本の紹介/「国民投票法案」改憲手続き法案に「カラクリ」“豚の丸焼きダ”あっという間に…
安倍政権が誕生して、いま臨時国会が開かれています。最大の焦点は、教育基本法改悪案と国民投票法案=改憲手続法案を阻止するかどうか、です。
スペースマーク 日経調「農政改革」提言と日本の農業・農民
前回までの記述で、日経調高木委員会の「農政改革」提言が、家族経営によって担われている日本農業の現実をふまえて、それをどう発展させるかという立場にたった「改革」論では全くなく、財界が日本の農業と農地・農村をいかに乗っ取ろうかというプランであることを述べました。そして、その立場からして三つの課題を掲げてはいるが、その最も主な狙いは、戦後日本の農地制度を根本から改廃することにあることも明らかにしました。
スペースマーク 9条たんぼで稲刈り採れたよお母さん見てえ
兵庫農民連と新婦人兵庫県本部は9月30日、秋晴れの下、「九条たんぼ」の稲刈りを行い、親子あわせて15人ほどが参加しました。
スペースマーク 食べものに薬効あり
病気予防のために「もっと野菜を、もっと果物を」と勧告したのはアメリカ政府。わが国でも、厚労省の果物の目標摂取量は200グラムなのに対し、実際には目標にはほど遠く、その60%弱しか食べられていません。
スペースマーク 旬の味
秋たけなわ、テレビドラマ「芋たこなんきん」ならぬ、芋、柿、ナンキンの採り入れに忙しい。実りの秋の喜びは「ものをつくった」者が味わう格別のもの。農民ならではの冥利(みょうり)である

2006年10月16日(第752号)

スペースマーク 危ぶまれる分校の存続地域に“元気”与える農業高校
山形県南西部の飯豊・吾妻・朝日連峰に囲まれた飯豊町に、木造校舎の小さな分校、置賜農業高校飯豊分校があります。2004年秋、農業を学ぶ全国の高校生にとって最大のイベント=農業クラブ全国大会で、飯豊分校の生徒たち八人は「食物アレルギーの理解を求めて〜アレルゲン除去ケーキの完成と地域交流〜」の研究発表で最優秀に輝きました。小さな分校が“日本一の快挙”を成し遂げたのです。こうして全校あげて教職員、生徒たちががんばっている時に、県は「分校の募集停止」を打ち出しました。
スペースマーク 次々廃止される測候所
気象庁の測候所が毎年少しずつ姿を消しています。10年前には96カ所ありましたが、現在は41カ所。さらに政府は今後5年間で全て廃止(無人化)する方針です。公務員の人件費削減が目的ですが、地域住民、農家へのサービス低下は避けられません。
スペースマーク アメリカ産牛肉輸入問題で学習会食品安全委「答申」をねじ曲げた政府に怒り
国民の食料と健康を守る茨城県連絡会(茨城食健連)は9月26日、土浦市民会館で、学習講演会「アメリカ産牛肉輸入再開とBSE問題」を開き、県畜産課・生活衛生課の職員をはじめ、研究者、コープや農協の職員、学生、主婦、農民ら約七十人が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
捨て案山子飢えの記刻む開拓碑
スペースマーク 納豆カレー収穫祭で作ります
福岡・みのう農民組合は、大豆畑トラスト枝豆収穫祭を間近に控えた9月28日、朝倉市杷木町にある県立朝羽高校を訪れて、納豆づくりを見学しました。収穫祭のサプライズ企画として「納豆カレー」を作ることになったからです。
スペースマーク “新米食べて味の違いに驚いた”いつも圧巻伝統かかし
国民の食糧と健康を守る運動富山県連絡会(富山県食健連)は、9月17日、富山市内で生産者と消費者との稲刈り交流会を開催。20数人が参加し、春に植えた稲を刈り取りしました。
スペースマーク 日経調「農政改革」提言と日本の農業・農民
前回までの記述で、日経調の「農政改革」提言を批判的に紹介・検討してきましたが、この「提言」の核心を要約するならば、第1には、現在の農政がいう「戦後最大の総決算」的な「農政改革」、すなわち、WTO協定を与件とした上での価格政策の否定と機械的な選別による「構造改革」を結びつけた品目横断的直接支払いなどだけではまだ不十分、市場開放をいっそう積極的に、日本から進んで行えということでしょう。そして第2には、食料自給率の向上、家族農業の存続、農村社会の維持などのことは問題にするに足らず、国内農業はさらなる市場開放に耐えうる限りで、安い外国人労働力を組織的に使える企業に任せればよい。それができるようにせよ。それこそが、「真の農政改革」だというようなことでしょう。
スペースマーク 小林節夫 著「農への銀河鉄道―いま地人・宮沢賢治を」読んで
小林節夫さんは、戦後日本の再出発のなかで、みずからの生きる座標軸を“農”と定めて生き抜いてきた、まさに現代の地人です。みずから大地を耕し牛を飼い、農業つぶしの悪政に「怒りの炎」を燃やしつつ、農を守る農民運動の先頭に立ってきました。その「節ちゃん」の心の中に、常に支えとしてあったのが宮沢賢治でした。富裕な商家に生まれながら、窮乏をくり返す東北・岩手の農村の中で、みずから「ほんとうの百姓」になろうとし、農村に飛び込んでいった賢治に、小林さんは自分自身の生きざまを重ね合わせていったのでしょう。
スペースマーク 谷津田再生で汗流す秋のジャガイモづくりへ草取り
谷津田再生に取り組む千葉農民連青年部とわかちばーず(青年合唱サークル)の2回目の作業が9月24日、千葉市緑区の荒廃田で行われました。
スペースマーク 農業ボランティアに参加して
この夏、農民連の紹介で、徳島県と愛知県へ農業ボランティアに行ってきました。
スペースマーク 旬の味
自民党の総裁選挙が行われ、「美しい国を作る」という人が首相になった。総裁選は、規制緩和の推進や消費税引き上げなどを競い合い、国民の願いとかけ離れたもので、誰も国債発行残高が820兆円を超えたことに触れなかった

2006年10月9日(第751号)

スペースマーク 大手業者 米 買いたたき 生産者価格下落につながる低米価を心配しながら“鎌入れ”
「10月末をもって米の卸業務を停止します」―。1950年創業の老舗の米卸、東京城北食糧販売協同組合(東京都荒川区)は、8月に開いた臨時総会で卸業務停止を正式に決めました。56年続いた歴史が幕を閉じようとしています。
スペースマーク 悪政に対決 元気にたたかおう庶民いじめの大増税やめろ
改憲、教育基本法改悪に向け、“タカ派”色を鮮明にした安倍新政権誕生のもと、第165臨時国会が9月26日開会しました。会期は12月15日までの81日間。
スペースマーク 農協全国大会議案の表と裏
来る10月10、11日の両日、東京のNHKホールなどを会場として、第24回JA全国大会が開催されます。すでに主催者の全中理事会から協議案が示され、集約されようとしています。議案は、全組合員でなく、担い手対策が重点とされており、「担い手には出向いての個別対応、その他組合員には組織対応」が貫かれ、購買事業でも、担い手には「相対価格」として、そのしわ寄せは他の組合員にという方向づけになっています。
スペースマーク 食品分析センター募金者氏名
ありがとうございました
スペースマーク 農のこころ
炊きあげて故郷匂う今年米
スペースマーク 日本・フィリピンEPA署名
日本・フィリピンEPAが大枠で合意したのは04年11月。アジアの中では一番早かったのです。それから2年近く進まなかったのは、日・タイEPAに比べて自動車の扱いが差別的で、これにフィリピンが不満を持ったからだと言われています。実際に、2年前の合意と協定を比べると、フィリピンの自動車自由化は後退しています。
スペースマーク 実りの秋というのに 歯止めかからぬ米安売り、なぜ!?(1/2)(2/2)
「福井県産華越前 10キロ2980円」「新潟こしひかり 5キロ1880円」―。大手スーパーなどで繰り広げられる新米のバーゲンセール。米価暴落の原因の一つは、米価にたいする政府の責任放棄。国民の主食を市場任せでは、いつまでたっても暴落に歯止めがかかりません。
スペースマーク 稲穂ずっしり 若者の汗キラリ
晴天に恵まれた9月23日、茨城県の百里平和農園(小美玉市)で稲刈り交流会が開かれました。茨城農民連青年部、百里平和委員会、民青同盟などが主催したもの。青年を中心に25人ほどが集まりました。
スペースマーク 読者からのお便り
おかずはいらないおいしい新米/葬式用白い花が6割占めるとは/農業青年を焦点の映画うれしい/「農民」に輸入品残留農薬一覧を/心からうれしい広い新センター/痛感した産直交流会の大事さ
スペースマーク 村の特産物にできないかな
群馬県富士見村で、面白い実がなっています。東南アジア系のラウ(夕顔の一種らしい)という野菜で、つるして作ればまっすぐ伸びますが、地這(は)いだとなぜか丸まって、首を曲げて毛づくろいをする鳥のように見えます。
スペースマーク 食べものに薬効あり
今では、「趣味は山歩き」と言える私が、最初に登った高い山が北海道の利尻山です。利尻といえばコンブ。山歩きのお弁当には、いつもコンブの煮物を持って行きます。
スペースマーク 農薬への不安解消へ地域での話し合いを女性たちのグリーンウエーブ 農民連女性部よびかけ
生産者と消費者が手をつなぐ会、神奈川土づくり研究会は海老名市で9月25日、農民連食品分析センターの石黒昌孝所長を講師に招き、ポジティブリスト制の学習会を開催。生産者、消費者らが集いました。
スペースマーク 加工施設づくりに県が助成 早く具体化しようと話し合う刈り入れを待つ葛篭棚田
「各地域で集まりを持ち、女性部の活動を地域に広げよう」と、埼玉農民連女性部は、9月14日、川本町で16人が集まり、お味噌(みそ)と野菜をつかった埼玉らしい野菜まんじゅうとてんぷら、うどんを作り、加工施設の立ち上げに向けて話し合いました。
スペースマーク 日経調「農政改革」提言と日本の農業・農民
「提言」は、第3の課題にかかわる記述の冒頭から、「今日の農業改革の必要性は、WTO(世界貿易機関)やFTA(自由貿易協定)による貿易自由化の流れに対応するもので…国内農業改革は国際化対応と一体化したものでなければなら」ず、「地球規模での相互依存を無視して国内農業・農政」は、「成り立たない」と述べています。そして、WTO体制をたんに与件として受け止めるにとどまらず、日本として積極的に農産物や農業の「関税引き下げや国内保護の削減」を進めることが、消費者あるいは納税者の利益になると主張します。
スペースマーク 村にある“お互い様”の精神“地域のつながり”こそ
東北を中心に600以上の村を歩き、その土地に住む人たちの生の声を原点にして農政を手厳しく批判する結城登美雄さん(61)。これからの食料、農業、地域づくりなどについて話を聞きまし
スペースマーク 旬の味
ほんのわずかずつだが、田んぼに微妙な変化が進んでいる。黄金の穂波に雑草が数本突き出している田が増えていることだ

2006年10月2日(第750号)

スペースマーク 農産物市場いっそう開放
小泉首相は9月9日、日本とフィリピンの自由貿易協定を含む経済連携協定(EPA)に署名しました。国会承認を経て発効する同協定の最大の特徴は、日本企業の進出、工業製品の売り込みの見返りに、農産物市場をいっそう開放すること。さらに看護師、介護士の受け入れなど労働市場も一部開放します。農民連の真嶋良孝国際部長に同協定の特徴や影響について聞きました。(本号では日本の農産物市場開放の影響について紹介し、工業分野や労働市場の開放については続報します)
スペースマーク 安倍新政権の危険性告発
安倍晋三新首相が9月26日に誕生しました。安倍新首相は日本をどこに導こうとしているのか?
スペースマーク 複合経営や助け合いに注目
秋田農村問題研究会(阿部健一郎代表幹事)は9月9日、秋田市で第31回秋田農民大学を開催。「秋田県農業の明日を拓(ひら)く―自主的複合経営の理念と実践」というテーマで実践報告や記念講演を行い、40人余りの参加者がこれからの農業について熱心に討論しました。
スペースマーク 小麦農民“困った困った”群馬
群馬県内の小麦産地では、この秋にまく小麦の品種を「絹の波」から「農林61号」に変更するよう迫られ、農家はたいへん困っています。
スペースマーク 農のこころ
水田に蕎麦の花咲く世紀末
スペースマーク 女性の地位は低い、農作業もつら〜い…
「ざっくばらんに話し合いましょう!」――。国際婦人年連絡会・環境部会は、9月20日、新日本婦人の会中央本部で「安全な食料は日本の大地から! 学習・交流会」を開催。農民連女性部長の高橋マス子さんと『食べもの通信』編集委員の蓮尾隆子さんを講師に招き、さまざまな団体から30人近くの女性たちが集まりました。
スペースマーク 本の紹介/田代洋一著『集落営農と農業生産法人』
政府が進める経営所得安定対策の「担い手」づくりは、集落営農が柱の一つ。品目横断対策の支払い対象をめざして、各地で行政やJA指導のもと、集落営農フィーバーが吹き荒れています。しかしこの本は、こうした時宜的なものでも集落営農のマニュアル本でもありません。筆者の田代洋一さん(横浜国立大学大学院教授)は品目横断対策について、「支払い対象を『担い手』に限定し、支払いを受けたかったら政府のいう『担い手』要件をクリアしろという『追い込み』政策は、相変わらずの『カネで釣る』農政や、それへの依存の延長でしかなく、地域農業に無理や歪(ゆが)み、主体性の喪失をもたらすもの」と批判しています。
スペースマーク 日経調「農政改革」提言と日本の農業・農民
「提言」が掲げる第2の課題は、いわゆる構造「改革」と農業経営にかかわる問題ですが、それとの関連で直接支払いと農業団体の問題にも触れています。
スペースマーク この人
「8月後半の干ばつで、若干減りましたが、昨年の1.5倍の収量は確保できそうです」。声を弾ませるのは、長野県御代田町でモロッコインゲンを栽培、出荷している田村勲さん(57)。モロッコは夏から初秋が最盛期です。
スペースマーク インドのNGO活動家・ナレンさん 福岡 若宮農民組合を訪問たわわに実った棚の下で「ぶどうまつり」
8月に広島・長崎で開かれた原水爆禁止世界大会に参加したインドのNGO活動家、ナレンドラ・ケダールさん(通称、ナレンさん)が、福岡・若宮農民組合を訪れました。帰国前に日本の農業を視察したい、と農民連国際部を通じて受け入れの要請がありました。しかし、通訳はいない。農地を見るだけで良いとの本人のたっての頼み…。「ヨッシャー、うちに泊まってもらいましょう」、英語が少し話せる友人に頼んで、「後は身振り手振りで通じるやろうー」と引き受けました。
スペースマーク 映画人九条の会「蟻の兵隊」上映会
平和を愛する映画関係者や愛好家でつくる映画人九条の会は9月15日、映画「蟻(あり)の兵隊」の上映会を開催。その後、映画監督の池谷薫さんと明治大学教授の山田朗さんが対談しました。会場は、入りきれないほど参加者であふれました。
スペースマーク 旬の味
食いだおれの街、大阪で秋祭りといえば、何と言っても泉州・岸和田のだんじり祭だ。元禄16年(1703年)、岸和田城主・岡部長泰の時代に始まり、300余年の歴史と伝統を誇る庶民主役の祭りだ
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