農のこころ丸山美沙夫
石積みの肩の揃えり棚田稲架 美沙夫 荒廃していく棚田を保全しようとするとりくみが各地に広がっている。山間地の農業が困難になっている中で、重要な活動である。財界と政府は農産物の完全自由化をすすめてきた。それに対応できる農地の集約化、大規模化をめざしている。だが、棚田を守り集落を守る力づよさをこの稲架棒の景から感じたのである。
(新聞「農民」2007.10.8付)
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[2007年10月]
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