「農民」記事データベース20071008-799-08

ほくほく産直秋田埼玉の米卸・実需者

マラソンで交流

71歳会長の完走にビックリ


田んぼでは“あきたこまち”見事な出来栄えに感嘆の声

 ほくほく産直秋田が、埼玉県の米卸、実需者と三者契約ですすめている準産直米は、三年目の出来秋を迎え、九月十五、十六の両日、仙北市で、ほ場視察とマラソンで交流を深めました。

 手づくり地酒にわきあいあい

 一日目は、大仙市や美郷町で生産者の田んぼを視察。稲刈りが始まったばかりの田園風景に感嘆の声があがり、みごとな出来栄えにみんな目を細めていました。夜の交流会では、女性部会員の手づくり地酒“縁のした誉”が大好評でした。

 二日目は、第二十二回田沢湖マラソンに六人が参加しました。この大会は北は北海道から南は九州・沖縄まで、全国から四千人を超えるランナーが参加して健脚を競います。実需者である会社の会長はじめ幹部の人たちは大のマラソンファンで、ホノルルマラソンにも毎年参加している実力派ぞろい。米卸と実需者の代表は二十キロにエントリー。農民連からは、稲刈りが始まるなどで当初予定していた人の都合がつかず、私一人がフルマラソンに参加しました。

 あいにくの雨の中でしたが、湖畔を力走し汗と雨まみれになりながら全員完走しました。とりわけ七十一歳の会社会長の力走には、みんな驚いていました。日ごろからのトレーニングの大切さを教えられました。

 会長や社長は「農家のみなさんがいて、私たちの事業がある。これからもいっしょにがんばっていこう」「健康こそが人生の基本。だから、マラソンをやっている」と話されていましたが、健康で生活していくことがいかに社会に貢献しているか(すばらしいことか)、実感した意義深い二日間となりました。

(秋田県農民連 佐々木隆一)

(新聞「農民」2007.10.8付)
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2007年10月

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