「農民」記事データベース20071015-800-10

食料をもうけの手段にするな

食の安心・安全を考える分科会
農民連会長・白石淳一さん報告


第52回はたらく女性の中央集会 in札幌

農民連女性部の会員が参加

 第五十二回はたらく女性の中央集会が九月二十九、三十の両日、札幌市で開かれ、農民連女性部から久保田みき子部長をはじめ、高橋マス子さん(神奈川)、新田文代さん(青森)、そして地元のみなさんが参加しました。

米価暴落で農家は? 遺伝子組み換え作物の見分け方?

 「食の安心・安全を考える分科会」では、農民連の白石淳一会長が“いまの農と食がどうなっているか”について報告(写真上〈写真はありません〉)。参加者から、「米価が下がった分は、泣き寝入りするしかないのか?」「遺伝子組み換え作物とそうでないものとの違いは?」などの質問や意見が出され、白石さんはていねいに回答しながら、「食料をもうけの手段にしてはいけない。地方から農村から国の農政がどうあるべきか考え行動していこう」と呼びかけました。

ミートホープ偽装事件――
労働者 実態を涙ながらに語る

 また、偽装事件が発覚したミートホープの労働者が「本当に申し訳ないことをした。こんなことをしてはいけないと、みんなわかっていましたが、社長に逆らえば明日から来なくてもいいと言われた。女性の労働者は、みんな家庭に事情のある人たちでやめるわけにはいかなかった。いま労働組合をつくり、やっとこういう場で話せるようになった」などと、偽装の実態を涙ながらに話しました。

 集会の後、参加者は札幌・大通りを元気にデモ行進して、女性の声を響かせました。(写真下〈写真はありません〉

(新聞「農民」2007.10.15付)
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2007年10月

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