許すな！　憲法改悪・消費税増税、
守れ！　いのちとくらし・雇用

10月28日に国民大集会

東京・亀戸中央公園

　「許すな！　憲法改悪・消費税増税、守れ！　いのちとくらし・雇用」をメーンスローガンに、十月二十八日、東京・亀戸中央公園で、農民連を含む四十九団体が実行委員会となって国民大集会が開かれます。

　十月十六日、実行委員会に参加している全国組織の九氏が、集会成功の奮闘を呼びかけるアピールを発表しました。

集会成功へ向けアピール

　この国民大集会は、与党が参議院選挙で歴史的大敗を喫し、野党が議席数において多数となる情勢のもとで開かれる、全国規模としては初めての大集会です。

　選挙後の政治情勢は一変し、野党が一致して政治資金規正法改正、高齢者医療制度の中止、障害者自立支援法の見直しなどを要求し、政府与党も一部「凍結、見直し」を表明せざるを得ない状況に追い込まれています。

　いま、新テロ特措法案が臨時国会の最大の焦点となっています。この新法を阻止することができれば、アメリカの戦争政策に重大な打撃を与える国際的意義を持ちます。同時に、自衛隊の海外派兵をやめさせ憲法を守り生かす政治の流れを、確かなものとする契機ともなることは間違いありません。

　十一万六千人が結集した沖縄県民大会など、教科書検定撤回を求める島ぐるみのたたかいは、政治を動かしつつあり、日本国民を勇気づけています。

　国民の世論が政治を動かす有利な状況が生まれています。貧困と格差の是正、社会保障の拡充など国民の要求を前進的に切り開いていくためにも、新テロ特措法案を阻止するためも、運動の強化と世論喚起は決定的に重要となっています。

　集会は、改憲と大増税の野望を打ち砕く展望を切り開いていく総決起の場です。

　全国のみなさん、いまこそすべての可能性をくみ尽くし全力あげて、国民大集会を成功させようではありませんか。

　全国組織の九氏は、以下のとおり。

　農民運動全国連合会会長（白石淳一）、全国労働組合総連合議長（坂内三夫）、全国商工団体連合会会長（国分稔）、新日本婦人の会会長（高田公子）、全日本民主医療機関連合会会長（肥田泰）、日本民主青年同盟委員長（姫井二郎）、全国生活と健康を守る会連合会会長（鈴木正和）、全国保険医団体連合会会長（住江憲勇）、自由法曹団団長（松井繁明）