「農民」記事データベース20090302-866-05

農のこころ

丸山美沙夫


 剪定を終へ風通し日を通し

          大宇 稚石

 俳誌『馬の塔』から。果樹などの生育や結実を良くするために、芽が出る前に剪定を行う。林檎、梨、ぶどうなどそれぞれ剪定の仕方の違いはあるが、共通しているのは、陽をよく通して、おいしい果実をみのらせること。この作は「風通し日を通し」の中に見事に詠み込んでいる。果樹栽培に励んできた技量をそこに見る。

(新聞「農民」2009.3.2付)
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2009年3月

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