「農民」記事データベース20101115-949-08

農民連 食べて学んで楽しく 新婦人

産直20周年のつどい 兵庫

関連/大もの掘り当て大歓声


“産直で節約” “レシピ助かる”

9グループで生産者と消費者交流

画像 兵庫農民連と新日本婦人の会兵庫県本部は10月24日、丹波市で「産直20周年のつどい」を開催し、新婦人はバス7台で駆けつけるなど約500人が参加。新婦人の岸本友代会長が開会あいさつし、氷上農民組合の芦田浅巳さんが地元を代表して歓迎のあいさつをしました。そして、私が「産直20年のあゆみ」を報告しました。

 その後、9つのグループに分かれて生産者と消費者が交流しました。「産直を始めてあまり買い物にいかなくなった。余計なものを買わなくなり節約できる」「変わったものが入っている時、レシピが助かる」「鳥獣被害はどうですか」など、産直の感想や質問が話し合われました。

 昼食は、地元のコシヒカリのごはんに、生産者が作ったイノシシ肉の入った「丹波汁」、黒豆の枝豆などに舌鼓をうちました。その後、丹波栗や黒豆、柿、大納言小豆入りのヨーグルトなど農産物の買い物も。

 また、丹但酪農のバター作り、黒豆の枝豆狩り、里山ハイキング、歴史散策など8つのコースに分かれて楽しいひとときを過ごしました。最後に、兵庫農民連の永井修会長が、「農業はいま、たいへん厳しい状況にあるが、20年の経験をいかしてさらに産直を発展させ、食と農を守る取り組みを広げよう」と呼びかけました。

(兵庫農民連事務局長 上野信行)


大もの掘り当て大歓声

サツマイモ掘り 三郷、春日部の2カ所で

埼玉・春日部楽農倶楽部

画像 埼玉・春日部楽農倶楽部会員の川島登さんの畑(三郷市)で10月17日、サツマイモ掘りが行われました。2歳の幼児から小学3年生の子どもたち6人を含め16人が参加しました。

 最初はうまくサツマイモを掘れなかった子どもたちも、少しずつ慣れ、宝探しをするように真剣に。大きなイモを手に持って「お芋だ!」と歓声。イモ掘りの途中でバッタなどの昆虫を見つけると、追っかけて捕まえます。芋ほりを通して土に親しむ子どもたちの行動は、自然にふれるいい機会でもあったようです。

 川島さんのご好意で、落花生掘りもさせていただきました。「落花生がこんなふうに根に付いているのを初めて見た」とびっくりする人も。昼食は各自の持ち寄り弁当と、川島さんの奥さんが作ってくれた豚汁。この日が誕生日という人をみんなでお祝いし、楽しいひと時を過ごしました。

 同じ日に、同会員の根本健美さんの畑(春日部市)でもイモ掘り大会が行われ、幼稚園児からお年寄りまで約80人が参加しました。

 千葉県野田市の住宅会社が家を建てた人たちを招待して開催したもので、1・35キロの大きなサツマイモを掘りあてた人は大喜びでした。根本さんが減農薬・有機肥料で栽培した、安心・安全な野菜を紹介すると、「ぜひ購入したい」という人もいました。

(埼玉・春日部楽農倶楽部 西村正昭)

(新聞「農民」2010.11.15付)
ライン

2010年11月

HOME WTO トピックス&特集 産直・畜産・加工品 農業技術研究
リンク BBS 農民連紹介 新聞「農民」 農とパソコン

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒171-0022
東京都豊島区南池袋2-23-2
池袋パークサイドビル4階
TEL (03)3590-6759

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2010, 農民運動全国連合会