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農民連の展示コーナーに関心

第44回はたらく女性の中央集会


 十一月十三〜十四日、「第四十四回はたらく女性の中央集会」が東京都内で開かれ、二日間で千三百人が参加しました。

 今年のスローガンは「憲法をいかそう、考えよう、行動しよう、人間らしい生き方を求めて」。参加者は要求やたたかいの経過を持ち寄り交流しました。

 農民連女性部は、「遺伝子組み換え食品」について展示コーナーを設け、同時に食品分析センターの「米鮮度判定液」を使って実験。鮮明な橙色や深緑色に染まった米を食い入るように見つめていた人は「こんなに簡単にわかるんですか」と驚きの声。展示の前では参加者同士で意見交換をする場面もあり、食品の安全性に対する関心の強さをうかがえました。

 一日目の全体会では、埼玉農民連女性部の中島仲子さんが「みなさんから、遺伝子食品分析機器等導入のカンパへのご協力をいただき、導入することができました」と述べると、会場からたくさんの拍手が返ってきました。

 二日目は、分科会で石狩農民組合の伊藤裕子さんが北海道の農業の実態を語り、「安い輸入食品によって、農民は農業を続けていくことが大変です。食料自給率を向上させるため、日本の農業を守るために一緒にがんばりましょう」と訴えました。

(新聞「農民」1999.12.6付)
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1999年12月

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