「農民」記事データベース991213-431-03

工場閉鎖とたたかう日産労働者を激励

リストラはね返そう

農民連東北・北海道代表が支援物資贈る


 いまあらゆる企業の職場では、工場閉鎖、別会社化などによる労働者へのリストラ「合理化」の嵐が吹き荒れています。このなかでも日産自動車は二万一千人の大リストラ計画で労働者を犠牲にしようとしていますが、JMIU(全日本金属情報機器労働組合)日産自動車支部は、全労連などの支援を受けて大リストラ計画を見直し、人減らしをせず雇用保障を求め、工場閉鎖に反対してたたかいに立ち上がっています。

 十一月二十七日には、農民連の東北・北海道産直ネットワークの代表十人が、東京・立川市の「日産リストラ現地闘争本部」を訪れ、米や野菜などを持参し激励しました。

 この日、闘争本部の会議室のテーブルには、米(一袋五キロ)五十袋をはじめ白菜やネギ、リンゴジュースなどが山と積まれました。同ネットの堂前貢代表(農民連常任委員)は「われわれ農民にかけられている攻撃と根は同じ。ともに頑張ろう」と激励。これに応えて同支部の須藤新一郎執行委員は「日産労働者の死活問題であると同時に、関連の下請け企業をはじめ地域の商店、自治体にも大きな影響を与える。農民連の方の励ましをエネルギーにして頑張っていく」と決意を表明しました。

(新聞「農民」1999.12.13付)
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1999年12月

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