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韓国全農が国際シンポに出席へ

鄭議長ら農民連、食健連代表と懇談


 「国際シンポジウムに参加したい、日本の農民と懇談したい」と韓国の全国農民会総連盟の鄭光勲議長、劉相郁事務総長が二月に来日します。

 十一月二十二日から二十四日、韓国の農民組織との連帯をめざして、農民連の谷口一夫事務局長と全国食健連の坂口正明事務局長が訪韓し、懇談しました。

 韓国の農業危機は、日本と異質の鋭さがあります。六割を占める専業農家を中心に、死活に瀕しているのが実態です。どの農産物も生産費を賄える状態になく、負債が農民を追い詰めています。

 全国農民会総連盟は九年前に設立され、北海道とほぼ同じ面積の韓国百四十市郡に九十四の地域組織があり、五万人の農民が結集している「韓国で唯一、たたかう自主的な農民組織です」(鄭議長談)。十二月十日には「99全国農民大会」(定期大会)が(1)農家負債の完全解消、(2)WTO輸入開放反対、(3)国家保安法撤廃などを掲げて開催されます。(「韓国訪ね歩き」は次号掲載)

(谷口/新聞「農民」1999.12.13付)
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1999年12月

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