新聞「農民」
「農民」記事データベース20170116-1246-07

本の紹介

中野晃一著
つながり、変える・私たちの立憲政治

関連/2017年の展望を語る
  /本の紹介/中野晃一著 つながり、変える・私たちの立憲政治


「市民+野党」共闘の
キーパーソンへのインタビュー

画像  昨年7月の参議院選挙は、市民+野党の共闘が実現し、「市民革命」の第1幕を開けました。32の1人区すべてで野党統一候補を実現して11の選挙区で勝利するという画期的な成果をあげました。

 今年も「戦争法の廃止」「立憲主義の回復」「安倍政権打倒」をめざす市民も野党も総選挙に向けて、「市民革命」の第2幕へのステップを模索しています。

 この著書は、市民と野党の共闘の取り組みのなかでキーパーソン的な役割を果たしてきた、上智大学教授で「立憲デモクラシーの会」呼びかけ人の一人である中野晃一さんへのインタビューです。

 2015年の戦争法制反対の国会前行動から16年の参議院選挙、東京都知事選挙までの取り組みを現場感覚でリアルに話しています。参議院選挙は選挙区ごとに、また政党との関係にもかなり踏み込んでいます。

 憲法を生かし、個人の尊厳を大切にする運動と政策の方向を示し、この間の中野教授の論文や談話などを集大成したような内容になっています。インタビューの聞き手は、元自治労連副委員長の田中章史さん。

 四六判・160ページ
 定価 1300円+税
 注文・問い合わせ 大月書店 Tel 03(3813)4651

(新聞「農民」2017.1.16付)
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