新聞「農民」
「農民」記事データベース20170227-1252-03

「農協改革」とたたかう緊急学習会

今こそ「協同」の力を生かそう!

関連/私たちの食卓は安全か――


 「『農協改革』とたたかう緊急学習会」が2月16日、全農協労連(全国農業協同組合労働組合連合会)の主催で行われ、京都大学教授の岡田知弘さんが「守ろう地域、生かそう協同組合」をテーマに講演しました。

 講演に先立って、砂山太一委員長が、「安倍政権の農協攻撃は農村そのものを壊してしまうものであり、地域全体で力を合わせなければはね返せない攻撃だ。内容をよく学んで、たたかいの力にしよう」と開会あいさつ。

 岡田さんは、いまの情勢とも関連させながら、多国籍企業の「資本の自由」の保障と、「戦争できる国」に向けた改革こそ、安倍政権が「戦後以来のの大改革」と称して行おうとしているものであることを解き明かし、農政改革でもこうした改革路線のもと、非営利組織や協同組合、自治制度など戦後民主主義のもとで作り上げてきたものが破壊されていることを指摘。

 同時に、一方で地域と農業の衰退をもたらしていると述べ、「生命と生活の危機が進行する災害の時代、グローバル化の時代だからこそ、地域の経済、社会を支える協同組合の役割が必要だ」と呼びかけました。


江東母親大会 農民連青年部が助言者に

私たちの食卓は安全か――

身近な食べ物の“裏側”を考える

 2月11日に東京・江東区文化センターで江東母親大会が行われ、第3分科会に農民連青年部が助言者として参加しました。

 昨年に引き続きテーマは、「毎日食べている食品の簡単チェック―私たちの食卓は安全か―」です。今回は、「バター」「清涼飲料水」「しょう油」の3つの食品から、食品の裏側を考えていきました。

 最初は導入としてコーヒーフレッシュを作る動画を上映。ミルクとは無縁の材料に参加者は大きな驚きに包まれました。

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スライドを指し示しながら説明する青年部の渡辺信嗣事務局長

 バターとバター風マーガリンの食べ比べからバター不足の原因、日本の酪農の現状をのぞき、低果汁オレンジジュース作りから、清涼飲料水に含まれる砂糖の量や人工甘味料について考えました。また、しょう油のチェックでは、製造方法の違いやしょう油風調味料の存在なども紹介しました。

 討論では、水の安全性の話や、産直ボックスの肉がおいしいことなど様々な話題が飛び出して盛り上がりました。

 参加者からは「コーヒーフレッシュがミルクではないことに納得。ビーフシチューなどにコクを出そうと加えても、全然でなくて。生クリームではなかったことを知りました」「日ごろの食生活を見直し、身近な人にも伝えていきたい」と感想が寄せられ、好評のうちに終了しました。

(新聞「農民」2017.2.27付)