「共謀罪は廃案」も訴え

憲法変えるな
政治を変えろ

若者憲法集会

　憲法変えるな、政治を変えろ。声をあげよう。命と自由のために―全国各地から1800人の若者が集結し、若者憲法集会が5月21日、東京都内で行われました。

　全体会では、神戸女学院大学教授で安全保障関連法に反対する学者の会の石川康宏さんを招いて、シンポジウムが行われました。

　石川さんは「世界の憲法の中で、基本的人権について日本国憲法ほど丁寧に書いてある憲法はない」と指摘。「憲法を守ろうとする運動がこれほど成熟した時はない。今がまさに『峠』。分岐点に来ている」と話しました｡

　また各地で、解雇撤回や、給付制奨学金の実現、辺野古新基地建設反対などに奮闘する青年たちが、壇上でそれぞれの思いを訴えました。

　集会後は新宿駅周辺をサウンドカーを先頭にパレード。飛び入り参加もあり、「憲法変えるな、政治を変えろ」「共謀罪は廃案」と沿道に訴えました。