ブドウに降雹被害
天を恨む…
福島市下鳥渡地域
被災会員救済へ
あらゆる支援を
6月14日、福島市は午後から急に暗くなり、雨とともに雷が鳴り始め、福島県農民連の直売所「産直カフェ」では停電になりました。しかしすぐ復旧。ほっとしていました。
ところが翌日、会員の農家から「下鳥渡(しもとりわた)地域で雹(ひょう)が降って、農作物に被害が出ている」との情報が寄せられ、さっそくその地域の会員に電話。「ブドウが全滅して、畑に行ぎっちゃくねぇ」「今年は終わった…」とのこと。すぐにほ場に足を運び、現場確認してきました。
被害は、写真のように、枝は折れ、葉っぱはボロボロになり、枯れてしまい、実も壊滅的なダメージ…。
悲しすぎます。
「なんてことをしてくれたんだ!」
天候には逆らえませんが空を恨みました。今年の秋には全国のみなさんに届けられるはずのブドウが届けられない。残念です。
それでも!「農民の苦難あるところに農民連あり!」の精神で、この会員のためにあらゆる対策を役員とともに行っていきます。また行政にも働きかけていきます。
幸い被害は今のところ局所的で、全体には広がっていない模様です。産直の注文にはお応えできますので、ぜひご注文下さい。
(福島県北農民連 服部崇)
(新聞「農民」2017.7.3付)
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