新聞「農民」
「農民」記事データベース20170703-1269-10

“自分の手で植えたよ”

カエル、エビなどに出合い大喜び


田植え体験学習
大阪・あすなろの会

 大阪府千早赤坂村の岩本満さんの田んぼで6月10日、大阪農民連のみなさんの協力のもと、「田植え体験学習」を開催しました。6月に入り梅雨空の続くなか、この日だけは朝から晴天に恵まれ楽しく田植えができました。

 素足で田んぼに一苗一苗丁寧に

 周りが山に囲まれウグイスのさえずりが響くなか、初夏のすがすがしい風に吹かれながら生産者のご指導の下、お子様もお母さん方も素足で田んぼにつかり一苗一苗丁寧に一生懸命手植えしました。

 子どもたちも初めての田植えに泥んこになりながら楽しんでいました。近くの小川では、ホタルが飛び交う自然環境のせいか、カエルやエビ等多くの水生生物に出合い、子どもたちは大喜び。都会では味わえない「自然観察」も楽しみました。

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親子で一緒にパチリ

 田植えが終わり田んぼに一面に並んだ苗を見て、みなさんは自分で植えたという達成感や感動にひたっていました。

 今回も農民連の協力いただいて

 「秋に黄金色に輝く田んぼを早く見てみたい。稲刈りが待ち遠しい。ぜひ食べてみたい」と感想を口々に話していました。

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一列に並んで田植え

 お米を作る苦労を実感し、国民の胃袋や美しい自然を支えたお米のすばらしさ、大切さがわかる人が一人でも多く増えればと思います。今回ご協力頂いた農民連のみなさん、ありがとうございました。

(大阪・あすなろの会代表、米安米穀店 蔵井謙一)

(新聞「農民」2017.7.3付)
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