新聞「農民」
「農民」記事データベース20170717-1271-07

農協攻撃に地域総がかりで反撃

福島県農民連
ブックレット普及

JA県中央会
“全役員に配りたい”と購入


県内すべての農協を訪れ普及

 福島県農民連では、TPPの破たん以降に想定される日米FTA、農協攻撃、種子法廃止、収入保険の問題点など、農家の置かれている状況をまず農家自身が学習しようと、農民連ブックレット『ストップ!日米FTAと「安倍農政改革」―私たちの提案』(以下『ブックレット』)の普及を進めています。

 そして農民連内だけでなく、農協訪問時にも活用しています。JA福島さくらとJA県中央会を訪問し、「農協攻撃は農協だけでなく、地域全体への攻撃であり“地域総がかり”でこれに対抗しよう。その際に現状を学習し、たたかいの方向を確認しよう」と購読を勧めています。JA県中央会では、「役員全員に配るので50冊いただきます」と即座に購入してくれました。今後、県内全ての農協を訪問し、さらに活用を進めます。

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県農民連でJAさくらを訪問したときの様子

 多くの地方議員勧めなければ…

 福島県議会への「戸別所得補償の復活を求める請願」の提出では、賛成(県民連合、共産)24、反対(自民、公明、他)32で否決されました。自民党は「収入保険があるので、大丈夫」だと口をそろえますが、『ブックレット』で学習すれば、収入保険がいかにザル法であるかが分かります。紹介議員をお願いする会派だけでなく、多くの議員にも勧める必要があると感じています。

 福島県内では250部の普及に留まっており、もっと多くの農家、農協関係者、自治体職員、米集荷業者等へブックレットを普及する必要があります。今の農業・地域破壊の農政ではなく、「この地域には、こんな農業政策が必要だ」と提案できる枠組みを地域全体で作るために、このブックレットと農民連の出番が、まさに今です。

(福島県農民連 佐々木健洋)

(新聞「農民」2017.7.17付)