新聞「農民」
「農民」記事データベース20171002-1281-10

秋晴れのもと
楽しく親子で稲刈り体験会

石川県・新婦人


手刈りの後、恐る恐る
コンバインで刈り取り

 9月9日に石川県の新日本婦人の会の稲刈り体験会が、農民連会員で能美市辰口町の山口征男さんの田んぼで行われました。5月に石川新婦人のみなさんが田植えした田んぼは、稲刈りにはまだ早いので、大阪新婦人のみなさんが田植えした田んぼの稲刈りになりました。爽やかな秋晴れに恵まれ、子どもとおとな合わせて10人が参加しました。

 初めに山口さんから刈り取りの注意事項の説明を受けて刈り始めました。暑さと初めての稲刈りで慣れないこともあり、子どもたちの集中力の維持が大変でした。

 半分ぐらい手刈りしてから、コンバインに乗って稲刈りに挑戦です。山口さんから機械操作を教わり、恐る恐るスタートさせていきました。ちょっと動かして刈り取っていくと楽しそうな顔になり、子どもたち全員がコンバイン稲刈り体験をしました。もっとやりたいなといった表情でしたが、無事刈り取りは終わりました。

画像
農家の指導を受け子どもがコンバインで稲刈り

 いっぱい汗をかいたので、アイスクリームを食べて一息入れてから、手狩りした稲をコンバインで脱穀して体験会は無事終わりました。

 2時間の稲刈り体験が子どもたちに農業の大変さと、大事な作業として心に残ってくれたと思っています。おいしい新米を一緒に食べる機会も企画していきたいです。皆さんお疲れ様でした。

 稲刈り作業はまだまだ続きます。

(石川県農民連 宮岸美則)

(新聞「農民」2017.10.2付)
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