農のこころ丸山美沙夫
葡萄畑にわが影踏めば日脚伸ぶ 北原 明 俳誌『みすゞ』から。冬至を過ぎると昼の時間が少しずつ伸びていく。年明けてまだ寒い日々の続く頃だが、陽ざしが和らぐと、農人はじっとしておれない。葡萄畑を一巡りして、棚の修復や剪定の準備も見定めているところだろう。果樹農家の動き出す姿が伝わってくる。「わが影踏めば」に、その意気込みも溢れている。
(新聞「農民」2018.2.12付)
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農のこころ丸山美沙夫
葡萄畑にわが影踏めば日脚伸ぶ 北原 明 俳誌『みすゞ』から。冬至を過ぎると昼の時間が少しずつ伸びていく。年明けてまだ寒い日々の続く頃だが、陽ざしが和らぐと、農人はじっとしておれない。葡萄畑を一巡りして、棚の修復や剪定の準備も見定めているところだろう。果樹農家の動き出す姿が伝わってくる。「わが影踏めば」に、その意気込みも溢れている。
(新聞「農民」2018.2.12付)
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