新聞「農民」
「農民」記事データベース20180409-1306-10

滋賀県農民連女性部

今年で15回目
ひなまつり交流会

新婦人と生産者の
女性同士で和やかに

 滋賀県農民連女性部と新日本婦人の会県本部は、3月2日に15回目となる「ひなまつり交流会」を26人の参加で行いました。会場は、滋賀県近江八幡市の八幡堀で時代劇など撮影にもよく使われるところです。築200年のお屋敷で郷土料理を楽しみました。野菜ボックスやお米の利用者である新婦人のみなさんと生産者の方との交流です。毎年この時期に実施しています。


農民連のお米はおいしい
産直なしの生活なんて…

 食事前に種の学習

 食事の前に学習の時間もとりました。「命を支える種子(タネ)を守るのは国の責任」の「新婦人しんぶん」の読み合わせを行い、東野進・県農民連会長からも説明を受けました。

 参加した新婦人のみなさんからは「農民連のお米はとてもおいしい。子どもたちもお弁当を喜んで食べてくれた。野菜ボックスは1週間たって使っても大丈夫! さすが産直! 生活の中に産直なしはありえません。転勤で全国どこに行っても産直を利用してきた」とうれしいお話が寄せられました。

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種子法の学習会も行いました

 みなさんの励み力に

 しかし、近年若い人の利用が増えないのが課題で、若い人は、届いた野菜で料理をすることが苦手と感じて難しいことや、価格的に注文するところまでいかないとの声がありました。

 生産者からは、「今年は台風、気温の変化で生育に影響して大変ですが、長年利用して喜んでいただいていることを励みに、がんばってつくります」との声がありました。

 当日誕生日の生産者の深尾富美子さんに、参加者全員による「ハッピーバースデー」の大合唱でより和やかな交流会となりました。最後の締めは、産直農協の梅影英治組合長の一本締めでお開きとし、「来年も元気でお会いできるように」と声を掛け合いました。

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誕生日を迎えた生産者の深尾登美子さん

(滋賀県農民連 野田美代子)

(新聞「農民」2018.4.9付)
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