新聞「農民」
「農民」記事データベース20180416-1307-09

私たちも種子法廃止に反対!!

新婦人田川支部
春のつどい
福岡


在来種が失われれば
いろんな食もなくなる

 福岡県田川郡香春(かわら)町の香春町民センターで3月21日、新日本婦人の会田川支部(松村奈留美支部長)の「春のつどい」が行われ、みのう農民組合の井上永太郎組合長以下3人で参加してきました。

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種子法廃止問題について学びました

 田川支部の催し物に参加するのは初めてですが、母親大会のときに、みのう農民組合のことを知って、依頼されたとのこと。驚いたのは、近隣の町長さん(香春町、福智町)の出席と添田町長さんから寄せられたメッセージです。地域と深く結びついておられることに感心しました。

 井上さんは、土づくりの大切さと種子法廃止について報告し、「種子がバイオメジャーのものになろうとしており、貴重な在来の種が失われ、農家にも農業にもそして消費者にも多様な食が失われていくことだ」と警鐘を鳴らしました。

 若いお母さんの、「自分も自分の畑で取れた種子を大事にしている」という発言に拍手が起こりました。司会の方からも、「種子法の廃止に反対するために新婦人も一緒に取り組みたい」との発言がありました。

 昼食は、手作りの料理がずらーっとテーブルに並び、おこわ、チラシずし、おから、煮豆、おでん、プリン、チーズケーキなど、おなかいっぱいになりました。

 午後からも小組紹介やとても楽しいダンス、歌などで、「来年もまた来たい」と思いました。80人を超える参加があり、熱気のある元気がでるつどいでした。

(福岡・みのう農民組合 金子徳子)

(新聞「農民」2018.4.16付)
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