新聞「農民」
「農民」記事データベース20180604-1313-01

新潟県知事選

原発ゼロ、TPP阻止へ
みんなの力で池田知事誕生を

6月10日投票

 米山隆一・前新潟県知事の突如の辞任を受けて、5月24日告示、6月10日投票で県知事選挙がたたかわれます。


米農家の池田候補は
私たちの代表です

 初の女性知事を

 2016年10月に市民と野党の共闘で当選した前米山県政は、「県民のいのちと暮らしの安全が確保できない限り原発の再稼働の議論は始められない」として、福島原発事故による事故原因、健康への影響、安全な避難方法の3つの検証を行う委員会を立ち上げてきました。農業分野においても、戸別所得補償のモデル事業や種子条例の創設など、県農業を守るための施策を進めてきました。

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街頭で訴える池田候補(中央)

 こうした路線を引き継いで、県議会議員であった池田ちかこさん(57)=柏崎市出身=が勇気ある出馬を決断し、新潟初の女性知事誕生をめざしてたたかっています。

 池田さんは、現役の米農家で、農家の代表でもあります。TPPから新潟の農業を守り、中山間地や小規模・家族農業を守り、県の戸別所得補償モデル事業を拡充させ、国にも力強く戸別所得補償の復活を求めています。

家族農業守り
戸別所得補償の
復活を求めて

 安倍丸抱え候補

 選挙には3人の候補が立候補していますが、選挙の構図は、自民党、公明党が推す前海上保安庁次長の花角英世(はなずみひでよ)氏(59)=佐渡市出身=と、市民+野党の池田候補の対決です。

 花角候補は、原発再稼働について「3つの検証」を掲げて“争点ぼかし”を行っていますが、選挙ではあたかも原発再稼働に慎重であるような態度をとっても、安倍政権に丸抱えされている以上、選挙が終われば再稼働に突っ走ることは明々白々です。

 新潟県知事選挙は、暴走する安倍政治を許すかどうか、国政にもかかわる重要な選挙です。池田候補の勝利は、窮地に追い詰められている安倍政権に痛打となり、激震をもたらします。

知事選勝利は
安倍政権への痛打

 笹渡会長が激励 全国から支援を

 告示日翌日の5月25日には、農民連本部から笹渡義夫会長が駆けつけ、激励しました。

 新潟県農民連は、この全国的意義のある知事選を全力でたたかう決意です。全国からのご支援をよろしくお願いいたします。

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池田ちかこ事務所(新潟市)で激励する笹渡会長(左)と鶴巻純一新潟県農民連会長(右)=5月25日

 新潟県知事選挙募金の振込先(郵便振替口座)
 口座番号 00690―6―17690
 加入者名 新潟県農民連
 ※通信欄に住所、氏名、「新潟県知事選挙募金」と記入してください。

(新聞「農民」2018.6.4付)
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