新聞「農民」
「農民」記事データベース20180618-1315-01

TPP11
なんとしても廃案に


参議院審議入りに抗議

院内集会と国会前行動

 「TPPプラスを許さない!全国共同行動」は6月6日、TPP11の参議院への審議入りに抗議して、批准反対の院内集会と国会前行動を行いました。

 院内集会では、立憲民主、共産、国民民主など、野党議員らが、最後までがんばる決意を表明し、参加者を激励しました。

 国会前では、農民連の吉川利明事務局長が、TPP11協定承認案と関連法の両方の可決なしに国内手続きは完結しないことを強調。「TPP11の廃案めざして、危険性を広く国民に暴露し、5野党1会派とも連携して、TPP11ノーの国民の世論を高めて国会を包囲しよう」と訴えました。

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国会前で訴える吉川事務局長

 北海道農民連盟の大久保明義副委員長も「安全安心な食料を守るために断固反対しましょう」と訴えました。

 抗議集会をツイッターで知ったという人も参加するなど、参院審議入り強行への怒りの声が広がっています。

 全国食健連は、抗議集会後、外交・防衛委員、内閣委員、農水委員62人に「今国会でのTPP11の承認は行わず、国民的議論を保障することを求める」要請を行い、紹介議員に全国から集められた署名を手渡しました。

 全国食健連は6月14日、午前10時から、参議院議員会館前で座り込み行動を提起しています。全国から参加しましょう。

(新聞「農民」2018.6.18付)
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