新聞「農民」
「農民」記事データベース20180702-1317-03

総がかり行動が会期延長で

―緊急抗議集会―

関連/国会会期延長反対 国民大運動が議面集会


 「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」は6月21日、国会議員会館前で緊急の抗議集会を開きました。自公などが国会会期の延長を強行したのを受けての開催で、450人が集結。悪法を強行しようとする安倍政権に対し、「TPP11の批准するな」「高プロ法案強行するな」など抗議の声を上げました。


国会会期延長反対
国民大運動が議面集会

6・20

 6月20日、国民大運動実行委員会など3団体共催の国会前集会が参議院議員面会所で開かれ、雨の中、労働組合などから60人が集まりました。

 本来、この日は今国会の会期末でしたが、自公政権は7月22日までの32日間の会期延長を強行。5野党1会派は結束して反対しました。

 国政報告した日本共産党の井上哲士参院議員は、今回の会期延長は、野党への事前説明もなく、与党だけで衆院議長に申し入れて決議するという、きわめて強引なやり方だったことを紹介し、「TPP11、『働き方改革』一括法案、カジノ法案など悪法を押し通さんがための会期延長など、一片の道理もない」と強く批判しました。

 全労連の小田川義和議長が主催者あいさつし、「会期延長など許しがたい。しかし市民と野党の共同で、たたかいが広がったからこそ、安倍政権は、本当はモリカケ疑惑の追及を恐れて延長などしたくなかったのに、延長しなければ悪法ゴリ押しができなくなり、憲法改悪も今国会での審議は見送りとなった。追い詰められているのは安倍政権だ。最後までがんばろう」と、呼びかけました。

(新聞「農民」2018.7.2付)
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