新聞「農民」
「農民」記事データベース20180903-1325-02

金足農業高校(秋田)が準優勝

全国高校野球
県立農高が快挙


“雑草軍団”の意気込みは
私たちの誇りだ!
卒業生(鈴木県連委員長)も大喜び

 第100回全国高校野球選手権大会で、秋田県立金足(かなあし)農業高校は、秋田勢として103年ぶりに決勝に進み、準優勝を果たしました。

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健闘をたたえ合う金足農と大阪桐蔭の選手たち(バーチャル高校野球動画から)

 同校の吉田輝星投手は準決勝まで5戦連続で完投。金足農の活躍は大会を盛り上げ、多くの人々に感動を与えました。

 優勝は、大阪桐蔭(北大阪)。4年ぶり5度目の優勝で史上初めての2度の甲子園春夏連覇を達成しました。

 金足農卒業生で秋田県農民連の鈴木万喜夫委員長は、母校の快進撃を喜びます。「公立の農業高校で、全員が県内出身でがんばってきたことが、全国の人たちの気持ちを一つに結びつけました。稲作などの実習を鍛錬に生かしているという話を聞きます。農業高校は県内でわずか2校だけになってしまいましたが、“雑草軍団※1”の意気込みをいかんなく発揮してくれたことは私たちの誇りです。よくがんばった!」


【訂正】 9月17日号にて、以下の訂正がありました。
 2018年9月3日付(1325号)1面「金足農業高校が準優勝」の記事で、秋田県農民連・鈴木万喜夫委員長のコメントに「雑草集団」とあるのを「雑草軍団」※1に訂正します。
 2018年9月24日、訂正しました。

(新聞「農民」2018.9.3付)
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