農のこころ丸山美沙夫
芋の露ころりと青空ころがせり 小林さき子 俳誌『みすゞ』から。俳句で単に「芋」というと「里芋」のこと。山野に自生する山の芋に対し、栽培する「里芋」。中国から渡来し、古くから栽培されている重要な農産物。大きな葉の中に雨露を溜めた水滴の輝が見られる。この句の面白さは、青空を「ころがす」という風雅な明るさと、収穫期を待つ思いが篭る。
(新聞「農民」2018.9.3付)
|
農のこころ丸山美沙夫
芋の露ころりと青空ころがせり 小林さき子 俳誌『みすゞ』から。俳句で単に「芋」というと「里芋」のこと。山野に自生する山の芋に対し、栽培する「里芋」。中国から渡来し、古くから栽培されている重要な農産物。大きな葉の中に雨露を溜めた水滴の輝が見られる。この句の面白さは、青空を「ころがす」という風雅な明るさと、収穫期を待つ思いが篭る。
(新聞「農民」2018.9.3付)
|