新聞「農民」
「農民」記事データベース20180917-1327-04

安倍官邸農政ストップ!!

怒りの農民集会とデモ行進

秋田

関連/シンポジウム「グローバリズムは私たちを幸せにするか!?」PART2


 「大雨・洪水警報」が発令された秋田市で、秋田県米価対策共闘会議(議長・鈴木万喜夫県農民連委員長)は8月30日、「地域農業をつぶす『安倍官邸農政』ストップ!だまっていられない、怒りの秋田県農民集会」を70人の農民・市民を集めて開きました。

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「安倍農政ストップ」と開かれた集会

 「安倍改憲発言」と呼応して「イージス・アショア」配備強行で、揺れる秋田ですが、「配備反対署名」が行われている横での集会でした。

 「日本農業つぶしを見過ごす訳にはいかない。戦争法も息の根止めるまでたたかい続ける」と鈴木議長があいさつ。

 来賓として、共産党県議会議員、県労連議長、県農協労書記長、自治労連、民商代表らが出席しました。

 「怒りの発言」に、地域代表の3人の農家がたちましたが、「私にもしゃべらせろ」と、2人の女性がマイクを握り、気迫の訴えをしました。

 集会の最後に「悪政を跳ね返し、憲法と平和を破壊する動きを強める安倍政権打倒、食料主権を守るため、全力で闘う」との特別決議を採択。集会後のデモ行進は、トラクター3台、軽トラ13台を連ねました。

 集会後に秋田県、JA中央会、県農業会議に要請行動を行い、懇談しました。

(秋田県農民連 猪股義補)


シンポジウム
「グローバリズムは私たちを幸せにするか!?」
PART2
―次々と進む通商交渉のワナ―
とき 9月20日(木)午後6時半〜8時45分
ところ 明治大学リバティータワー1階1011教室(JR御茶ノ水駅徒歩3分)
資料代 800円(申し込み不要)
お話しする人
 ・植草一秀さん(オールジャパン平和と共生運営委員会)
 「『TPPプラス』熱烈推進 安倍内閣のなぜ?」
 ・内田聖子さん(アジア太平洋資料センター共同代表)
 「メガ自由貿易協定の現在―日本政府にNO!を突きつける各国市民社会の運動」
 ・山田正彦さん(元農林水産大臣)
 「TPPと私たちのくらし―水、種子、食」
主催 TPPプラスを許さない!全国共同行動
問い合わせ先 03(5966)2224
(農民連・町田)

(新聞「農民」2018.9.17付)
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