新聞「農民」
「農民」記事データベース20190304-1350-14

直売所だより

山口県中部産直センター
ふれんど(昼から市)
山口


野菜の収穫を午前中に
午後新鮮なうちに販売

画像  山口県中部産直センターの直売所「ふれんど」(昼から市)=山口市=は、開設してまもなく20周年を迎えます。

 当地の仁保農民組合と新日本婦人の会は、1990年代には野菜ボックスと米の産直をしていましたが、高齢化や規格品を一定量そろえなければならず、困難に直面していました。その一方、地域に根ざしていた農協が広域合併し、組合員のよりどころが求められていました。

 そこで農民組合のよびかけで農事組合法人を立ち上げ、直売所を開設。2000年6月に週3日を開店日としてオープンしました。その後、火、水、土、日の週4日に開店日を増やしています。

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大きくて色鮮やかな看板

 営業時間は、より新鮮な野菜を届けようと午前中に収穫し、午後販売する「昼から市」としました。当初は開店時間を知らずに来るお客さんもいましたが、今では広く周知されて、開店時間の午後1時前には、たくさんのお客さんが集まってにぎわっています。

 中部産直センターでは、2月と7月の年2回、種物屋(種苗店)さんにも来てもらい、種子の購入と栽培講習会を開き、組合員以外の生産者からも喜ばれています。

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新鮮な野菜がお客さんに好評です

 来年に迎える20周年をめざして、今日も生産者みんなでがんばっています。

(山口県中部産直センター 須藤杲一)

 ▼場所 山口県山口市仁保下郷1899―1 (電話)083(927)7827
 ▼営業日と時間 毎週火、水、土、日曜日の午後1時半〜5時半

(新聞「農民」2019.3.4付)
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