新聞「農民」
「農民」記事データベース20190513-1359-03

増税は今からでも止められる

10%上げ反対の宣伝行動
各界連


参院選で安倍政権に審判を

 消費税廃止各界連絡会は4月24日、東京・新宿駅西口で、消費税10%引き上げに反対する定例の宣伝行動を行いました。

 全国保険医団体連合会の住江憲勇会長が冒頭のあいさつ。「偽造・ねつ造が常とう手段の安倍内閣にとって、消費税増税は、まやかし・たぶらかしの最たるもの。増税で子や孫に負担を残すことは許されない。参議院選挙で安倍政権を追い詰めよう」と糾弾しました。

 農民連の藤原麻子事務局次長もマイクを握り、「10%への増税をはじめインボイス(適格請求書)制度導入は農家に多くの負担を強いるもの。今やるべきは増税でなく、まともに暮らせる賃金、安定して生産できる価格を保障することが大切」だと訴えました。

 日本共産党の宮本徹衆院議員は「参院選で安倍政権に強烈な審判を。野党は力を合わせてがんばる」と決意表明しました。

 署名に応じた新宿区に住む永瀬林一郎さん(66)=トラック運転手=は「収入は下がる一方なのに、支出は増え続けている。無駄遣いはそのままで、低所得者にますます負担がのしかかる消費税増税は許せない。参議院選挙で増税ノーの意思を示したい」と怒っていました。

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増税への怒りを込めて署名に応じていました

(新聞「農民」2019.5.13付)
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