新聞「農民」
「農民」記事データベース20191014-1380-02

総がかり行動

臨時国会開会

改憲・日米貿易協定の阻止、
消費税引き下げを

関連/増税初日に反対の声


 総がかり行動実行委員会は第200臨時国会開会日の10月4日、国会議員会館前で開会日行動に取り組み、日米貿易協定批准阻止などを求めて450人が集結しました。

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国会に怒りの声を上げる参加者ら

 「戦争をさせない1000人委員会」の藤本泰成さんが主催者あいさつ。関西電力の役員らが多額の金品を受け取っていた問題を厳しく批判。改憲を優先課題に掲げる安倍政権を追及し、「改憲を阻止しよう」と訴えました。

 立憲民主党、日本共産党、社民党、沖縄の風の代表があいさつし、市民と連帯しながら野党共闘を強め、改憲を阻止する決意を表明しました。


消費税10%ストップ

増税初日に反対の声

東京・新宿

 「10月消費税増税10%ストップ!ネットワーク」と消費税廃止各界連絡会は増税初日の10月1日、東京・新宿駅西口で宣伝を行い、同ネットの呼びかけ人、各界連に加盟する団体の代表が訴えました。

 農民連の吉川利明事務局長は、「インボイス制度で、販売農家の9割を占める免税農家が、取引から排除されるか、新たに課税業者になるかの選択を迫られる。営農破壊税だ」と述べ、「税率引き下げ、インボイス阻止へ、一緒に声をあげましょう」と呼びかけました。

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怒りの訴えを行う吉川事務局長

 各弁士の発言を熱心に聞いていた自営業の男性(54)=渋谷区=は「世の中が不況なのに増税するのは許せない。安倍首相は財界の方ばかりを向き、庶民のことは考えていない」と怒り、署名に応じていました。

(新聞「農民」2019.10.14付)
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