新聞「農民」
「農民」記事データベース20200302-1398-02

虚偽答弁・改憲策動許さない
疑惑だらけ安倍政権倒そう


総がかり行動 国会前集会

 「桜を見る会」をめぐる安倍首相の虚偽答弁などをめぐって国会での議論が緊迫の度を高めるなか、「総がかり行動実行委員会」が2月19日、国会前で集会を開き、1800人(主催者発表)が集い、「安倍首相はウソをつくな!」と声を上げました。

 憲法共同センターの泉澤章さんが主催者あいさつし、「安倍首相が『桜を見る会』に関してこれまで行ってきた説明と、前夜祭の会場となったANAインターコンチネンタルホテル東京の書面での回答は、まったく食い違っており、虚偽答弁の疑いは濃厚だ。安倍首相はすり替えや野党攻撃の答弁でごまかさず、国民が納得できる説明をするべき。また検察長の定年延長を安倍政権が閣議決定した問題は、安倍政権下で続発する疑惑に捜査の手がのびないようにするもので、検察人事への不当介入だ」と訴えました。

 立憲民主党の近藤昭一衆院議員、日本共産党の山添拓参院議員があいさつ。

 悪政への怒りが長いコールに

 この日のコールでは、カジノ汚職、検察長人事介入、桜を見る会の疑惑のもみ消し、自衛隊の中東派兵、沖縄・辺野古新基地埋め立て強行など、この間の安倍政権の疑惑や悪政への怒りが続々と続き、参加者もびっくりの長い長いコールに。

 行動提起では「新型コロナウイルス対策は一人ひとりが最大限に気を付けながら、この国会期間での安倍政権の虚偽答弁と改憲の策動を許さない運動に全力をあげよう」と呼びかけました。

(新聞「農民」2020.3.2付)
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