新聞「農民」
「農民」記事データベース20200309-1399-14

県南農民組合女性部「野ばらの会」総会

みんな一緒に「わっはっは」
心身スッキリしよう!

茨城

関連/イラスト2点


 茨城県南農民組合女性部「野ばらの会」第27回総会が2月16日に行われ、15人が参加しました。

 県農民連女性部部長の岡野千恵子さんがあいさつ。活動報告では、新利根班と東班の合同班会で、たまたま居合わせた茅葺屋根士を目指している女子学生と、古民家に興味があるという稲敷市の地域おこし協力隊の若い女性が、「古民家を復元して、多種多様な人たちが集い、楽しく過ごせる場所を作るのが夢」と熱く語ってくれ、こちらも熱い思いになったという話が報告されました。

 総会の後は、笑いヨガ龍ヶ崎クラブの岸泰子先生にリードしていただき、「ほっほっ、はっはっはっ」と笑顔で手拍子、「ヤッター ヤッター イェー」とおなかの中から声を出して体を動かしました。「体がポカポカしてきた!」「肩が軽くなった!」「畑でもやろう!」「お父さんにも教えてあげよう」など、みんなの笑顔が伝染していきました。

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総会後、笑いヨガで体を動かしました

 おいしいランチに舌鼓を打ったあとのおしゃべり交流会では、一人ひとり話をしました。

 米農家のKさんは、「早くに夫を亡くし、ずっと一人で田んぼを切り盛りしてきた。米作りは年1回だからちゃんと稲ができるまで心配でならなかった。去年、娘家族が同居するようになり、少し肩の荷が下り、遊びに出る余裕ができた」と素敵な笑顔で話してくれました。他にも「私も早くに夫を亡くし、子育てに家事、農作業と忙しくしてきた。力になってくれる地域の仲間はありがたい」と久しぶりの参加を楽しんでいたFさん、「口うるさくて大変と思っていた義母だが、いなくなってみると色々なことを教えてもらっていたんだなあと感謝の気持ちが湧いてきた」と心の変化を話してくれたOさんと、話が尽きませんでした。

 また、この2月の市議会議員選挙でみごと初当選したつくばみらい市の市議さんが、「新聞『農民』を読んで農業のことをもっと勉強したい」と農民組合の準会員と野ばらの会員になりパワーアップ。「これからもみんなが興味あること、やってみたいことをやりましょう」と、みんながみんなに元気を与えて元気をもらえた、そんな楽しい素敵な総会でした。

(茨城県南農民組合 根本郁子)


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富山・富山市 金崎美穂子

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長野・小諸市 布施和子

(新聞「農民」2020.3.9付)
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