新聞「農民」
「農民」記事データベース20211115-1481-03

総がかり行動実行委員会
=憲法大行動=
1200人

市民と野党の共闘で改憲阻止へ


参議院選で勝利を

 総がかり行動実行委員会は11月3日、国会正門前で「平和といのちと人権を! 11・3憲法大行動・憲法公布75年・ともに時代を切り開こう!」を開催し、1200人が参加しました。

 主催者あいさつを総がかり行動実行員会共同代表の高田健さんが行い、「289小選挙区の4分の3で市民と野党共闘の候補者で一本化し、62選挙区で当選した。自民党の閣僚や重鎮も倒した。野党がバラバラではこの勝利はなかった。改憲をはじめ悪政を進める政府と全力で対決しなければならない。市民と野党の運動を強め、基盤を広げ、7月の参議院選挙で勝利し政治を変えよう」と呼びかけました。

 ゲストスピーカーとして、3人が発言。武蔵野美術大学教授の志田陽子さん、ジャーナリストの松元千枝さん、東京大学教授の本田由紀さんから、市民と野党の共闘を引き続き強め、改憲を何としても阻止する力強い決意が語られました。

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壇上から訴える本田由紀さん

 市民連合から東京大学名誉教授の広渡清吾さんが連帯あいさつを行い、「市民連合と野党の共通政策は野党統一候補の一本化の旗印となったが、広がり切らなかった。憲法がめざす世界の平和と人類の福祉の実現にむけ、政権交代をめざし新たな決意で活動を進めよう」と呼びかけました。

 立憲民主党の近藤昭一衆院議員、日本共産党の田村智子参院議員、社民党の福島瑞穂参院議員があいさつしました。

(新聞「農民」2021.11.15付)
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