引き続き食品分析センターへの カンパと一層の活用を訴えます
所長 石黒昌孝
  
 WTO衛生植物検疫協定によって農薬や添加物などの基準が緩められ、商社は大量の開発輸入を進め、安全確認のない遺伝子組み換え食品が六百万トンも輸入されるなどの危険な輸入食品が激増しています。 
 こうしたなかで、分析センターの役割は、ますます大きくなっています。分析センターでは、新戦力の荒木研究員が加わり全力をあげて頑張っておりますが、何分にも、資金が足りません。 
 一昨年から、二千万円カンパをお願いしましたところ、いままでに千二百万円以上もお寄せいただき、遺伝子組み換え分析装置、電子捕獲型ガスクロマトグラフ装置を導入し、狭かった分析室も拡張することができました。 
 さらに、標準試薬を揃えたり、高速液体クロマトグラフの蛍光分析検出器の増設など新鋭機器を整備することがいっそう重要になっています。 
 つきましては、ぜひとも、二千万円カンパの全額達成(残りおよそ八百万円)に向けて、いっそうのご協力、ご支援を心からお願いします。 
 
  
 カンパの送り先 
郵便振替〇〇一六〇 - 六 - 七七三五四二 農民運動全国連合会分析センター
  
        (新聞「農民」2000.8.28付) 
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