「農民」記事データベース20000911-462-11

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お盆に、親戚と日本農業を語る

神奈川県 岩崎 紗雪

 お盆に親戚まわりをしましたが、みんな結構、冷凍野菜、それも外国産をよく利用していることに驚きました。「安い」「便利」ということです。安全性のことや日本農業のこと、自給率のことなどいろいろと話しました。「せめて、日本の農業を守るためには、日本の野菜を食べることから始めよう」と、つい声を大きくしてしまいました。


野菜値の暴落で生産地が危ない

大阪府 吉倉外喜子

 野菜値の暴落が気になっていましたが、先日、大阪市内の商店街の露店で大き目のジャガイモ七個百円、大き目のタマネギ五個百円で売られていました。人だかりでした。箱を見ると北海道の産地名が入っていました。「いったい生産者にどれだけ手元に入るかな」と、不気味なものを感じました。一時は安くて消費者も潤うかも知れませんが、生産地の方が危ないと思います。大豆のように国産三%の自給率のように、主な野菜が国内で作れなくなった時、本当に安心で安全な食糧は確保できるのだろうか。人間の生命にかかわる根幹として、いま農業問題を横におけない危機感を持ちます。


私達の胃袋は自国の農業で

北海道 井上  勤

 「政府米の販売数量が伸び悩み、本年産の政府買い入れがゼロになる恐れあり」という異常事態の中で、「産直フェステバル」が空知中央農民組合などによって開かれ、私も参加しました。みなさんの工夫で楽しい一日を過ごしました。なんとしても食料の輸入化をやめさせたい。私たちの胃袋は自国の農業でまかなえるように農政を改めさせなければ!と痛感しています。


すすめられ購読身近かな問題が

千葉県 有賀日出子

 最近、友人のすすめで購読を始めました。紙面の構成が大変面白く、内容は非常に身近な問題を具体的に書かれていて、いままでの関心の薄かった私自身が反省させられることばかりです。今後も長く愛読したい新聞です。一つお願い。全国の地名の読み方が正確でない読者も多いと思うのでルビがあればと思います。

(新聞「農民」2000.9.11付)
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2000年9月

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