安全なお米を消費者にお互いに協力して農民連が東米商理事長と懇談
都下約三千の専門小売店(米屋さん)を組織する東京米穀小売商業組合(東米商)を、佐々木健三農民連会長が十一日訪れ、長谷部喜通理事長に就任のあいさつと安全でおいしいお米を消費者に届ける問題などで懇談しました。 これには、笹渡農民連事務局長、斎藤産直協事務局長、ほくほくネット、関東ネットの代表ら七人が同席しました。 理事長は、「いま量販店の進出と後継者不足で、地域に密着してきた街の米屋が、廃業転業を強いられている」と語り「売る自由を認めながら減反を強制して外米を輸入している」と政府の政策を批判しました。 佐々木会長は、農民連のものつくりの基本は味と安全と消費者との信頼関係の構築だ。そのためにも消費者との交流を会員に呼びかけていると述べました。 理事長は昨年、福島でのほくほくネット稲刈り交流会に参加した感想を「たいへん印象に残った」と語り、「東米商として、産地・銘柄ごとに入荷・販売記録を記帳している米に『適正シール』を貼り、専門小売店の信頼を高める運動すすめている。これと農民連の『準産直米』はぴったりだ。これからおおいに協力していこう」と述べました。最後に佐々木会長と長谷部理事長が、がっちり握手、有意義な懇談となりました。
(新聞「農民」2001.5.28付)
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[2001年5月]
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