「農民」記事データベース20011203-519-04

税金相談員学校三カ所で開催

茨城・県南農民組合


 「標準廃止」を前に、仲間がたくさん増えても記帳の仕方を一人ひとり援助して、申告書を自分で書き上げるまで対応できるようにしようと、茨城・県南農民組合では、四回連続の税金相談員学校を三カ所で開催し、現在二十八人いる税金相談員の倍加をめざしています。

 当初、新しく相談員になってもらいたい人を三十人以上リストアップし、十月から隔週火曜日に藤代町で税金相談員学校を開催。内容は「収支計算の仕方」と「申告書の書き方」で、それぞれ二回。クイズや例題を解きながら勉強しました。さらに、十一月なかばからは「曜日が合わない」「近ければ参加しやすい」という声に応えて、つくば市で毎週金曜日、阿見町で毎週土曜日、同じ内容の連続講座を開いています。

 参加者は「これは知らなかったー」「これは税理士向けの問題だっぺ」と頭をひねらせ、教えあって解いていきます。特に、今年分から申告用紙が変わるので、新しい申告用紙にみんな戸惑っていましたが「久しぶりだからみんな忘れちゃってるなあ。勉強になったよ」と、疲れの中にも充実感を感じたようです。

(県南農民組合 村田深)

(新聞「農民」2001.12.3付)
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2001年12月

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