「農民」記事データベース20011203-519-08

「健康祭り」で奮闘

奈良県農民連青年部


 「パーン!」と耳をつんざくような大爆発音。三千人が恐怖のなか振り返ると、煙の中に見えるのはなんとポン菓子――奈良県農民連青年部は十一月十一日、奈良市にある岡谷病院主催の「健康祭り」に出店し、ポン菓子と農産物の販売を行いました。

 時節柄をまったく考えないポン菓子の爆音に、あたりは一時騒然となりましたが、組合員さんに呼びかけて出荷してもらった柿、米、りんご、みかん、野菜など、たくさんの「安全、安心の産直農産物」にお客さんも大喜び。米と砂糖を原料にしたポン菓子は子どもたちにも好評でした。

 ことの始まりは八月末、久しぶりに開いた青年部のバーベキュー会議。農家の担い手である青年独自の活動をもっと強めよう、そのためにもまずは財政ということで、「健康祭り」に出店し、青年部の財政活動をすることになりました。

 当日参加した青年部員五人も、目いっぱいの声を張り上げてすべて完売。ポン菓子同様、財政も大きくふくらみました。

 青年部では十二月に麦まきと忘年会、年明けには醤油作りを計画するなど企画が目白押し。今後もいろんな活動を、農家以外の青年に呼びかけ、青年部員の獲得とカップル誕生に生かしたいと思っています。

(奈良農民連産直センター 高砂樹史)

(新聞「農民」2001.12.3付)
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2001年12月

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