「農民」記事データベース20011224-521-07

セーフガード発動求める署名に共感

和歌山紀ノ川農協女性部


 紀ノ川農協主催の紀ノ川収穫祭が十一月二十三〜二十五日と十二月一、二日に開かれ、紀ノ川農協女性部がセーフガード署名を集めました。会場の「ふうの丘・ファーマーズマーケット紀ノ川」の入り口に陣取り、署名を呼びかけると驚くほどの反応。二十五日の一日だけで三百八十筆が集まり、国産を望んでいる人、和歌山の農業を大切に思っている人がこんなにもいることを肌で感じて、みんな元気になりました。

 メリヤスやタオルの産地(和歌山・高野口町や大阪・泉佐野市など)から来た人たちは「他人事じゃない。この前も二軒倒産した」と言いながら励まし合って署名。時には署名の列ができるほどで、「署名って効果あるん?」と聞く人には山口貴子さんが「暫定セーフガードは国民世論が発動させた。あきらめないで意思表示が大切」と話して書いてもらいました。

 部長の蓬台雪子さんは、「今は農作業だけしていても農業や暮らしは守れない。みんなでがんばりたい」と話しています。

(和歌山農民連 宇治田悦子)

(新聞「農民」2001.12.24付)
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2001年12月

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