秋のグリーンウエーブ行動自給率向上の請願署名を草の根から盛り上げよう食健連参加団体が論議
全国食健連は九月二日、参加団体会議を都内で開き、秋のグリーンウエーブ行動について論議しました。(写真〈写真はありません〉) 今年のグリーンウエーブ行動は、食と農をめぐる重大な問題が山積するなかでとりくまれます。「米改革」がもたらした米価の暴落、食料自給率向上を棚上げして自由化を前提に構造改革を加速する「基本計画」見直し、BSE全頭検査をかなぐり捨てて解禁を急ぐアメリカ産牛肉の輸入再開問題など、国民・農民の願いにそむく政治を進める小泉内閣。これとたたかう国民的な共同を、草の根から広げることが求められます。 行動の柱は、来春までに百万を目標にとりくまれている「食料自給率の抜本的向上を求める請願」署名。十月一日には横浜で海上デモがとりくまれ、シンポジウムも開催。翌日の全国代表者・活動者会議でグリーンウエーブ行動をスタートします。 坂口正明事務局長は、「署名を呼びかけながら対話し、どうやって自給率を向上させるか、なぜ政府の政策ではダメなのか、明らかにしていくことが大事」と強調。女性団体や労働組合からは、「食事をとらない人はいない。食の安全問題で、農のつかない団体にも署名を広げたい」「安全・安心な食は、憲法二十五条の健康で文化的な生活の一部。憲法問題と合わせてとりくみたい」などの発言が相次ぎました。
(新聞「農民」2004.9.20付)
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[2004年9月]
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