「農民」記事データベース20051107-707-18

迫力満点「お供馬の走りこみ」

参道を駆け抜けるりりしい少年騎手

愛媛・今治

関連/雨上がりの筑波山バックに色鮮やか


 愛媛県今治市菊間町の加茂神社で、十月十六日、「お供馬の走りこみ」が行われ、参道をうめた観衆が迫力満点の時代絵巻に酔いしれました。

 さわやかな秋空の下、鉢巻姿の三歳から十四歳までの少年騎手二十二人が着飾った馬にまたがり、「ホイヤー。ホイヤー」という掛け声を上げながら、人馬一体となって約三百メートルの参道をいっせいに駆け抜けると、ムードは最高潮に(写真)。過去最多の十頭が出走しました。

 全国で馬に関する祭りは数多くありますが、子どもが乗って走る祭りは、ここ菊間町しかありません。神輿(みこし)のお供をすることから、「お供馬」と呼ばれるようになったそうです。

 「お供馬の走りこみ」は、五百年以上の歴史がある伝統行事です。地元有志でつくる愛馬会(河原田組合長ほか十三人)が祭りのために十八頭の馬を飼育して、伝統を守り続けています。

 この祭りの様子がテレビで放送されます。ぜひご覧ください。

※ 十一月十九日(土)午後十時二十分「NHK総合―新日本紀行ふたたび」および十一月二十四日(木)午前七時四五分 「NHKハイビジョン―街道てくてく旅四国」
(愛媛・今治市菊間農民組合 大道法幸)


雨上がりの筑波山バックに色鮮やか

茨城・明野町

 筑波山の上曾峠を抜け、結城市に向かってしばらく走ると明野町。雨上がりの筑波山とコスモスがとてもきれいで思わずパチリ!〈写真はありません〉
撮影者・吉川路子さん(茨城農民連)

(新聞「農民」2005.11.7付)
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2005年11月

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